入社2週目の研修医です
入社2週目の研修医の生活がどんなものか、書いていきます
医学生にイメージが伝わると嬉しいです
今回のテーマは
「入社2週目の研修医の仕事って何すればいいの?」
です
結論
担当患者のカルテを書けばよいです
新人研修医の仕事
もちろんカルテだけ書いて
はい、さよならというわけではありません
カンファレンスであったり、勉強会の参加はあります
しかし、それらは予め時間帯や内容が決まっているため
業務として迷うことはあまりないです
私が伝えたいのは
「それ以外の時間で、担当患者のカルテを書く」
ということです
例えば
朝のカンファレンスが終わり、指導医に何も言われないまま独りになってしまった
夕方のカンファレンスまで何も予定がない…
次の一手は
担当患者さんに会いに行って、カルテを書くことです
カルテを書き終わったら?
患者さんに会って、カルテを書き終わりました
指導医からの指示や連絡もまだありません
Q.あなたは次に何をするべきでしょうか?
A.ぶっちゃげ特にやることはありません
次の指示があるまで自分の好きなことをしましょう
研修医用の勉強本を読む
指導医に調べるよう言われていた課題をすすめる
早弁する
休憩室にこもる
etc…
私が医学生の時
医師はいつも忙しく仕事をしているもの
というイメージがありました
確かに仕事が詰まっているときもあります
しかし
手持無沙汰で時間を自由に使えるときもあります
次の業務がないことを不安に感じる必要はないです
もちろん自分が全力でカルテを書き終わったことが前提ですよ
じゃないと、指導医のカルテチェックの時に痛い目を見ますからね(笑)
【応用編】指導医に相談してから診療する
私がいる病院では
研修医は、指導医が主治医となっている患者の担当医を任されています
メインの診療は主治医である指導医がすることが多いので
カルテを書くと言っても指導医の診療の後追いになることが多いです
しかし、自分のカルテをもとにしっかりとした評価(Assesment)と治療計画(Plan)を
指導医に提案して、Goサインがでれば自分で検査や処方をオーダーさせてくれると思います
仕事が始まってすぐでも、できる人はチャレンジしてみましょう
入って数日の研修医が一人で患者を診療するのは難しいから
最初は指導医が患者を診療して、研修医はそれを見てのカルテの真似事で許されるのです
半年もたって、担当患者さんの治療計画の立案もできないようでは恥ずかしいですから
担当患者さんを任せてもらえるようになるレベルまで頑張りましょう
私もまだカルテの書き方を覚えたレベルなので
指導医に計画を提案できるよう頑張りたいです
まとめ
入社2週目の研修医は担当患者のカルテを書くのが仕事です
余裕がある人は自分のカルテを指導医にプレゼンしてOKがもらえれば
実際に検査や処方をオーダーして担当患者を診療してください
注意点としては
入社1日目の研修医も40年のベテラン医師もシステム上は同じ「医師」です
研修医が出したオーダーを誰も疑問に思わなければ
その通りに患者に侵襲的な処置も実施されるので
絶対に指導医に確認を取らずに担当患者を診療しないでください
(参考)
現在、内科のローテーションを回っています
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