内科専門医取得までの流れ
1.専攻医登録
2.プログラム修了要件を満たす
3.専門医試験合格
1.専攻医登録
登録時期が決まっています
登録を忘れないように注意しましょう
2.プログラム修了要件を満たす
整備基準では3年が研修修了の目安としていました
J-OSLER(日本内科学会専攻医登録評価システム)で以下の要件が管理されます
症例経験
症例要約
学会発表または論文発表
学術活動活動イベントに年2回以上参加
JMECC受講
プログラムで定める講習会受講
指導医とメディカルスタッフからの評価
・経験症例
カリキュラムが定める70疾患群のうち
最低で56疾患群以上かつ計160症例以上の経験を登録する
登録を完了させるには指導医の承認が必要
・症例要約
29編の登録が必要
学会による査読がある
・学会発表または論文発表
2編の登録が必要
・学術活動イベントに年2回以上参加
おそらく上記の学会発表または論文発表は数えることはできない
・JMECC受講
JMECC:Japanese Medical Emergency Care Course
簡単に言うと
JMECC=内科救急+ICLS講習会
ちなみにICLSは医療従事者のための蘇生トレーニング(特に心停止)
・プログラムで定める講習会受講
年2回以上の受講
テーマは医療倫理、医療安全、感染防御など
・指導医とメディカルスタッフからの評価
3.新専門医試験合格
2021年度の第一回内科専門医試験では
セルフトレーニング問題で正解率60%以上の取得が受験申込に必要であった
新型コロナウイルスの影響で新内科専門医試験の受験資格の要件は緩和されている
それでも認定には試験合格後に160症例以上の登録が必要
(免責)
資格更新は別の要件になります
内科専門医取得までのイメージをつかむためのものです
詳細は専門医機構、各学会のHPなどで絶対に確認してください
(参考文献)
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